今日もお腹痛い

感想などを書きます。

20231101 indigo la End 藍会 vol.2

久々のライブハウス

疲れた!!!けど”ライブ”って感覚は強かった。久々にあんな迫力の音響だったかも、ちょっと頭痛かった。普通に体調よくなかったのかもしれない。

 

整番1000番台だったからゆっくり行ってもいいだろうと思って、開演30分前に着いたら自分の番号より100、200くらい進んでて失敗した。

会場3段くらい段差あって、真ん中の段差の当たりでスタンバイ。意外とゆとりあって風も当たるし前もある程度見えるしよかった。

 

ファンクラブライブ

セトリ投票があってなかなか攻めたセトリでした。

 

名前は片想い

Aメロでみんなが手拍子してるとき、すごく暖かい気持ちになって感動しちゃった。

 

アリスは突然に

この曲の、この頃の、絵音さんの歌い方が好き。

 

左恋、たまゆら

コロナ禍でのライブ、夜警の時は本当に静かに聞いてたから、ライブハウスで聞くとまた違った印象で。たまゆらかっこよかった、もっとライブでやってよ!

 

紫苑

改めて聞いて普通にいい曲。ファンクラブ限定なのもったいないな〜って思っちゃうな。

 

アバケアネ

こちらもファンクラブ限定シングルの1曲。初披露でした。個人的には紫苑よりこっちの方が好き。

めっちゃライブ映えする曲だなと思った。

 

エーテル

この曲のやわらかい感じが好きなんだけど、ライブハウスだと音強くて、ビルボードで聞いた時の方が個人的にはよかったかも。迫力あるエーテルだった。

ギターの2人は最後「まぶしい」のところコード思い出せなくて、適当に弾いているらしいです。

 

夜風とハヤブサからの夏夜のマジック

ここ最近の夜風とハヤブサの盛り上がりえぐい気がする。この2曲は会場の一体感があってとても楽しい。

 

幸せな街路樹

理由はわかんないけど、なぜか1番indigo la Endを感じた曲だった。この曲も密かにいつか聞きたいなあって思ってたから嬉しい。

 

プレイバック

この曲が1位だったらしい。

実は私もこの曲に投票しようとしてたんだけど、ファンクラブの曲投票し忘れてしまって。ここで聞けなかったらもう一生聞けないかなって気持ちだったけど、みんなこの曲好きなんだね。

「悩んでた当時の曲。なんでも入れちゃれ!って作ってた」って言ってて、音源だと感じたことなかったけど、確かにはちゃめちゃだなって思った。どの楽器も主張が激しくて、荒々しい。

Crying End Rollの頃の浮遊感とても好きで、その中でもこの曲が1番浮遊感を感じるなって思ってる。イントロがすごい好き、あのイントロを聞くだけで曲の世界に入り込んでしまう。

歌詞も好き。この曲だけふと聞きたくなって再生することがよくある。

とにかくindigoの曲の中では片手の指に入るくらい好きな曲。だけどライブで聞いたことなくて、そもそもやらないからいつか聞きたかった曲。

 

緑の少女

前の藍会以来なんだけど、聞いてその時のこと思い出したな。

 

改めて思ったんだけど、indigoのライブは居心地の悪さを感じたことがない。

ちゃんとみんな曲を聞きに来てるんだなーって感じる。それが素敵だなって思う。

 

最後のMCで「みんなぽかーんと聞いてるから心配だった…」って言ってたけど、こっちは聞き逃すまいと集中して聞いてたんです。

アルバムツアー前なのに(ほぼ)昔の曲しかやらないセトリ、さらにリクエストは難しい曲ばかりで「大変だった」って言ってたけど、でも色んな曲が聞けてとっても嬉しかった。

私がindigoのライブに通う理由はちゃんと昔の曲やってくれるからなんだよね!プレイバック聞けたのは本当に嬉しかった。

この思い出は大切に心にしまっておきます。

 

入場時は急いでたからあんまり気にならなかったけど、終わって会場の外でると目の前はいわゆる”トー横”だし、外国人観光客やら仕事終わりのサラリーマンやらたむろしてるし、その中にindigoのお客さん紛れてるわめちゃめちゃカオス空間すぎたな…。

そんなことも含めて貴重なライブ体験でした、楽しかったです。

20231007 indigo la End ナツヨノマジック vol.3

ライブ中、なんか”リアル”だなって感じながらあの場にいた。

その時はこの感覚の意味がわからなかったんだけど、家に帰ってから思ったのは、普段のライブってホールとかライブハウスとか会場の中に入ると、薄暗くて空気がガラッと変わって現実とは切り離される感があって。でも今回は自然の隣で、空が見えるし外気が寒くて、現実と地続きって感じがした。

 

音がよかった、と思う。どの楽器も満遍なくちょうどよく聞こえて、とても聞きやすかった。 特にベースが聞きやすかった気がする。よかったな。

座席も後ろのブロックだったんだけど、傾斜があってステージ見えやすかったし近く感じた。ただ結構傾斜きついからちょっと怖かった。

 

前半は個人的にすごく刺さった。

後半はレアな曲が多くてとっても楽しいというセトリでした。

ワンダーテンダー

すごく好きだし思い入れもある曲なんだけど、ライブで聞いたことなくて。行けなかった馳せ合いvol2でやってたから悔しいなってずっと思ってたんだけど、やっと聞けて感無量すぎた。

あー生きてたらいいことあるんだなあーって感動しちゃった、ありがとう絵音さん。

名前は片想い、見せかけのラブソング、雫に恋してゾーン

改めて聞いて、明るめな曲調と切ない歌詞の落差を感じてしまってしんどくなった。

名前は片想いは聞く度にぐっときてしまうんだけど、歌詞の主人公の強がってる様が曲調に現れているようで、そんなところが魅力的なのかなって、ライブ中ふと思った。あとライブによって刺さるポイント、ボーカルとかギターとか、色々あるんだけど、この日の名前は片想いのイントロのリズム隊の音がすごい心に響いた。

フラれてみたんだよの演出、全体的に月がモチーフになっていたんだけど最後メンバーが月面着陸してて笑っちゃったよ。(床に月面が投影されていた)それでいいのか!?となった。

幸せが溢れたらがまさかの中盤でびっくりしたんだけど、この後衣装替え挟んでたので一区切り位置づけだったのかな?

 

幕間V

無観客配信ライブだったナツヨノマジックvol1を振り返るような内容の詩

 

「顔がない季節があった 僕らは音楽を止めなかった」

リフレインされるこの文章。

顔がない季節というのは、マスクをしていたコロナ禍のことを指しているんだろう。

配信ライブも素敵だったけど、実際のステラシアターはとっても素敵だった、ここに来れる日が訪れて本当に良かった。

絵音さん、音楽業界、エンタメ業界にとってコロナ禍というのはきっと私の想像以上に苦しいものだったんだろうし、(まだ元通りという訳では無いけど)少しずつ取り戻す日常、世界は幸せなんだろうって思った。

先の見えない暗闇のような日々だったけど、その中でもindigo la Endは試行錯誤しながら色々活動してくれていて。音楽を止めなかった彼らに私は救われていたなって、改めて思った。

あとBGM夜風とハヤブサのリミックスかっこよかった。どこかでまた聞けないかなって思ったらアルバムの予約特典に入ってた。やったね。

 

何故か当日ライブの時間だけ雨降らしたindigo la Endさん、秋雨の降り方がいじらしいはとてもいいせんきょくだなあとおもいました。

いや、煽ってるけど普通に好きな曲だから久々に聞けて嬉しい。

夢で逢えたら、楽園

初期の曲だけど全然色褪せない。むしろライブだとよりかっこいいなって思った。やっぱり長田さんのギターが歌いまくってるのがいい。

大停電の夜にで絵音さんが歌の入りをミスって演奏やり直したんだけど、照明も巻き戻ってくみたいにしてたの面白かったwナイス照明さん。

最後の1988は初めてライブで聞いたんだけど、こんなにバンド映えする曲なんだなって、音源で聞いてた時とはまた印象が変わった。

そしてあのピアノの間奏は絵音さんがギター変えるためなのね(そうなのか?)

 

新曲カンナ

また少し新しいindigoだなって1番最初思った。

スクリーンに映される歌詞を眺めながら聞いていたんだけど、最初ハッピーな歌詞で、絵音さんもついに明るめな歌詞を…!?とか思ったんだけど、結局のところそんなわけはなかった。えのぴょんはえのぴょんだった。結局別れちゃったのかな?みたいな暗いオチでしたとさ。

スっと入ってくるような歌詞で結構好みだな。

哀愁演劇のリリースがますます楽しみになる1曲でした。

ラストのラストは夏夜のマジック

最後花火が打ち上がって、花火を見ながら聞く夏夜のマジックは本当に素敵だった。こんなに感動した花火は初めてだなって思って、最後まで花火を見てた。目に焼き付けた。

今年花火見れなかったから、見れてよかった。

 

メンバーみんな楽しそうだったな、すごくアットホームな空間だった。

普段のライブって目で見たもの耳で聞いたもの全てを記憶しておくことが出来なくて時間が経つにつれて記憶か薄れていくことに悔しくなって少しずつ楽しかったって気持ちが半減してしまうことがあるんだけど。今回のライブは記憶とかそんなの関係なく、あの場に入れたことがとてもとても楽しかった。

いつも他の人の感想とか読んだりするけど、今回は他の人の記憶とか感情で上書きしたくなくて読めない。

あとセトリもよかったのかな?後半予想つかないセトリで、初めて行ったライブのわくわくを思い出すくらいわくわくした。

きっと一生忘れないだろうなあって思う。

ちなみに撮影カメラ入っていたので、いつかどこかでまた見れるはず。

 

1つ言いたいことがあるとすれば、配信ライブの時の結び様が印象に残っていて、ステラシアターでぜひ聞きたいなあと思っていたんだよね。セトリになかったのがちょっと残念。

あともう1つ言うと富士山見るの楽しみにしてたんだけど、現地着いた昼くらいから雲かかってよく見えなかった!

 

アルバムもリリースされたし、既に次行くライブのチケットもいくつかあるから、当面indigoさんに楽しませてもらえそう。ありがとうindigo la Endさん。

……………………………………

備忘

河口湖まで行き帰りは電車で行きました。特急富士回遊で2時間くらい。

関東〜山梨の高速はただでさえ混む上に三連休はさらに渋滞がやばくて車、バス移動は危険。予定時刻には絶対着かない。今回事故渋滞で開演間に合わなかった方もいたらしい。

 

1番不安だった河口湖の気温

昼間は最高気温20度。日向は暑くて半袖でもいい気候。

夜は寒い。ライブ中は12度ぐらいだった。真冬の装いとはいかなくても、ある程度暖かい上着はあったほうがいいかも。

会場でユニクロのライトダウン持ち歩いてる人ちょこちょこ見たけど、コンパクトにできて寒くなったら着れるものとしては1番よさそう。自分も持っていった。

 

会場内

一応屋根はある、でも横が空いてるのですきま風は入ってきてた。

アリーナ以外はコンクリの床が座席。配布されるビート板みたいな座布団は思った以上に良くて、座ってる時冷えは全く感じなかった。

ただライブ中立ってる足元がどんどん冷えていった。

 

物販

4時(開場時間)すぎ着。並んで10分位で買えた。近年稀に見る快適な物販であった。

タオル買うの悩んだけど買ってよかった。少し大きめだったから肩に羽織れて暖かかったです。

ライトは武道館の時と本体の色とデザインは違うけど灯り自体は同じ色っぽかった。

あとアクキー2個買ってえのティス出ました、欲を言えば当たりが欲しかったけど被らなかっただけ幸運かな。

雨の日に思い出す

応援していたVtuberが引退した。

応援していた、って言ってもYouTube開いた時に配信していたら見る程度のファンだったんだけど。

Vに興味ないんだけど、その子だけは好きだったんだよね。

自分はその子に救われたところがあって。

その子は全力で自分の感情を表に出すんだよね。ポジティブな感情だけじゃなくて、ネガティブな感情も。

ゲームがうまくいかなかったら泣いちゃうし、ちょっとカリカリしてる日はコメント欄にキレるし。

それが私にとってちょっと衝撃的だった。

ネガティブな感情って表に出しちゃいけないって思ってたから。ネガティブな感情って相手からしたら不快だと思っていたから。

でもその子の出すマイナスな感情ってあんまり嫌な気がしなくて。

配信だからある程度エンタメに昇華しているっていうのもあると思うんだけど、コロコロ変わる感情が面白いし、キュートだった。

人間らしくて素敵だなって私には映った。

これまで感情を押し殺すのがクールだと思っていたけど、その子に出会ってから、もう少し出してもいいのかなって思えるようになった。

とはいえ、友達とかと話していて突然泣き出しだり怒り出したらやばい奴だから工夫は必要だけど。

ネガティブな感情が湧いた時、相手にどうして怒ってるのか、どうして悲しいのか伝えるようにしようって心がけている。

感情を押し殺してぐちゃぐちゃになるより、適切に放出する方がずっと健全だ。

 

インターネットでの出会いって本当に脆い。

わかりやすく転生する人も中にはいるけど、基本は消息がわからなくなってしまう。

二度と出会えない。

ブログを通じて仲良くしていた子が急にいなくなった、とか。

応援していた個人サイトがいつしか閉鎖していた、とか。

そんな昔の経験を思い出して、また切なくなった。

推しは推せるうちに推せとはいうけど、お別れが来るならもっと応援してあげればよかった。今更後悔しても意味ないんだけど。

その子は転生するのかな、またどこかで会えたら嬉しいけど、でも同じ空の下、幸せに生きていてくれたら、それでいいな。

20220903 独特な人 第五回公演 影と毒⁺⁺ つぶやき

前回のほぼ再演で展開はわかっていたから割と落ち着いて見れたんだけど、昨年から世の中は何も変わっていないしむしろ色々なことが悪い方向に向かっているし1年経ってより物語に対して救いがなくなった、あくびちゃんが死を選ぶ理由が少しわかるような気がしてしまった、絶望しか感じられなくなってしまった、しんどい

20230610.11 独特な人 第六回公演 PUNK3

 

今年も見に行きました。独特な人。

あまりにもクローズドなコンテンツすぎて川谷絵音ファン以外に「独特な人」という概念がうまく伝わっていない気がするのだが、絵音さんの音楽以外のアウトプット活動、とでもいうのだろうか。基本的に本公演はお芝居です。

今年のテーマはパンク。

 

本公演は1日目昼と2日目夜を観劇。

前夜祭についてはこちら↓

 

登場人物

PUNK3のメンバー

絵音さん コウタ(ギター)

課長 J.J.FAT(ベース)

シナリオアート クミコさん アユミ(ドラム)

 

PUNK3のマネージャー

1日目 スピードワゴン小沢さん ヒカル

2日目 柏木ひなたさん アカリ

 

VTRパート、演劇パート、ライブパートを織り交ぜて、

伝説のバンド PUNK3の結成から解散までのドキュメンタリーという体で物語は進んでいく。

 

VTRの方では、PUNK3をよく知る方々へのインタビューという体でゲスト

下北沢ERA店長 久保寺さん

ROCKIN'ON JAPAN編集長 小柳さん

KEYTALK 巨匠さん

さらば森田さん

 

基本は本人役だったのですが、森田さんだけ薬の売人役、面白パート担当でした。

 

以下感想、書きなぐり。

とにかく!クミコさんがとっても素敵だった!!!これに尽きる。

歌声もドラムも表情もすごく感情が乗っていて、かっこえー。

ソロ曲とっても感動しちゃった。

特に1日目はクミコさんのドラムに見蕩れてしまった

お芝居は初めてっておっしゃってたんだけど、普通にお上手だった。ナチュラルな感じで。

というか、歌声がすごく私好みで、とてもよかったです

 

課長は普段ちょけてる役なんですが、

だからこそシリアスなシーンとか、感情を出すシーンが引き立つというか。

独白のシーンは熱演で、とても感動した。

昨日の演説会からの流れで「フレンズに影響された芝居」って絵音さんが揶揄してたけどw

(課長が最近フレンズという海外ドラマにハマっていて、身振り手振りが激しいという話)

でも舞台って割とあんなもんではないでしょうか!?良かったけどなー。

あと前の席だと服の下でもでべそが視認できてしまって、めちゃめちゃ気になった。笑

いや、へそヘルニアって笑い事じゃないのだけどね

公演翌日病院に行くっておっしゃってたけど、ほんと、お大事にしてほしい。

 

絵音さんの弾き語り、すごく歌声が綺麗で澄んでいて。

2回目はめっちゃ前の方の席だったんですが、弾き語りのシーンで絵音さんの生の声すらも聞こえて。

本当に貴重な体験でした。もうこんな機会二度とないかも知れねえ。

このシーンの絵音さんのお芝居すごく良かった。

あと2回目改めて見ると、VTRの絵音さんのキャラと芝居の絵音さんのキャラ違いすぎてワロタ。

少し気になったのが、絵音さん舞台上でがっつり横向いて喋るの。

Twitterで感想とか見てると、脇の方の席だと「顔見えない」って結構言われてて。

まあ例外もあるけど、基本お芝居は正面にちゃんと表情見えるようにしたほうがいいかなあって思った。もったいない!

 

1日目、2日目両日見たので、マネージャーも小沢さんと柏木さんの2パターン堪能できた。

 

小沢さんって素でああいう熱い感じだから、自然体だから言葉がスっと入ってくる。面白いけど、ちゃんと感情が伝わるの。すごい。

あとカテコの小沢さん面白すぎた。

 

小沢さんからの柏木さん、どんな感じになるんだろう?思ったけど柏木さんなりのファニーなマネージャーになっていて素敵だった!

2日目の夜はもはやアドリブ合戦みたいになってたし、大荒れの舞台上だったけどw

それに食らいつくようにアドリブかましまくりの柏木さん、すごい!面白かった。

弾き語りのシーン、柏木さんの歌声がしっとりと素敵で。

小沢さんの時とは変わってしっとりといいシーンに仕上がっていたw

 

最後のライブ、1回目はもっと盛り上がってもよかったのでは?って思ったけど、2回目は聞き入っちゃう気持ちも分かるなってなった。

1回目は割とハッピーな気持ちで見てたんだけど、2回目は悲しいライブだった。

物語としては結局このバンドは解散してしまうわけで。

公演としても最後だし。

もう二度と手に入らないものだから美しい。

目と耳に焼き付けておかなきゃって。

まあ1曲だけだったんですけども。でもとっても心揺さぶられるライブだった。

特に2回目は生演奏の迫力がすごくて、余計に。

歌詞も詳しくは覚えてないけど物語とリンクしていて切なかった。

歌詞自体は英詞なんですけど、和訳がスクリーンに投影されていて。

一箇所だけ(多分)英文そのままのところがあって、その文の中に”farewell”って単語があって。

英語弱者なので、どういう意味だろうと帰りに調べたらさようならという意味だと知りました。

”good bye”よりもより強いさようなら。永遠の別れとかで使うらしい。

もうPUNK3とは永遠の別れなんだなって泣く。

 

狭い箱で生の楽器の音聞くと、やっぱテンション上がった。

ライブも実際のライブハウスみたいな感覚があって、みんなで作り上げる感じがすごく楽しかった。

絵音さんの楽曲ってわー!ってガンガンノる、わけではないじゃないですか。

でもPUNK3はライブでみんなで盛り上がりたい!みたいな、そんなバンドですごい新鮮だった。

シンプルな分、体当たりで直に体温を感じるみたいな。

若者がこんなの見たらみんなロックスターになりたくなっちゃうだろ!!って思った。

あと自分も大学時代バンドやってたから、なんか懐かしい気持ちになった。

やっぱりギターロックがかっこよいなあって思ったりとか、

純粋にバンドに憧れてた頃の気持ちとか、

バンドやってて楽しかったなあって記憶が掘り起こされて酷く感傷的な気持ちで帰った。笑

 

おそらく、絵音さんのバンド観みたいなものが描かれている公演だったのかなと。

『続・独特な夜』の上映映像の中で、「絵音さんはなぜ1人で音楽を作るのではなく、バンドにこだわるの?」ってインタビューがあって、絵音さんはなんて答えていたっけうろ覚えだけどみんなで作る方がいい、みたいなことを答えていたんですよね。

バンドって楽しいよね!かっこいいよね!、そんなメッセージを受け取った。

劇中ではバンドのキラキラしたとこだけじゃなくて、ぶつかり合って喧嘩するみたいな裏の部分も描かれているんだけど、そういう部分も含めて、私はバンドが好きだなって思う。

 

欲を言えば、またどこかでPUNK3に会いたい、せめて音源を聞きたいなあって思うんだけど、叶わぬ夢かな。

個人的にはDo It,Don’t Do Itが好きだった。

20230609 独特な人 独特な演説会

今年も見に行きました。独特な人。

 

「独特な演説会」は独特な人本公演の前夜祭、内容は絵音さんのトークショーです。


本公演についてはこちら↓

 

会場は浅草花劇場。

はなじゃなくてらしい。

花やしきのところにあるんだけど、ホールまでに花やしきの中通ったり不思議な会場でした。

公式サイトの1次先行で本公演と演説会申し込んだんですが、演説会だけ落選。ぴえ〜んとしていたら2次先行あって、そこでなんとか取れました。後学のためのメモ。

上のバルコニー席でした。上手側だったんだけど絵音さんずーっと横向いてるから絵音さんの後頭部を眺めていたよ。

 

さっくり備忘録。時系列うろ覚えです…

 

開演

・オープニングムービー

今話題の某田さんパロディ

 

・沢木さん(独特な人の構成作家さん)、絵音さん登場

オープニングムービーに関連してフェスの話

名前は片想いのフェスでのの反応

フェスの礼賛のお客さん

不安な某夏フェスの話

 

・ここからテーマに沿ってトーク

とんかつ食べるの難しい話 歯医者

indigoの新アルバムの話

ゼロの音裏話パート

サインの謎

頑張った座長

アークティック・モンキーズのライブに行けなかった話

  絵音さん「課長が『めっちゃよかった』って言ってきて

  どれだけ楽しみにしていたかを延々と熱弁する絵音さんに「そんなに楽しみにしてたんですか!?」と驚く沢木さん

叙々苑弁当を差し入れた話

エキストラさんの話

チェロについて

・ゲスト 明日からの本公演に出演されるシナリオアート クミコさん登場

LUXのCMに出た話

今回の公演のオファーを受けて

稽古を経てお互いの印象

・クミコさんハケる。休日課長登場

彼女の最新情報 「ないねぇ秒でハケさせられる課長

課長再登場w

恋するアテンダーのその後

絵音さん「アークティック・モンキーズのライブ楽しかった?…てか誰と行ったの?」

課長「沢木さん」

絵音さん・会場「!?」

  →このくだり本当に面白かったwいつも回しでサブに徹してる沢木さんが、急にこの場の主役になった瞬間であったw

・課長ハケ

課長がドリンクチケット奢ってくれた話

下北沢ERAの話

ゆたちんさん(下北沢ERAの店長 久保寺さん)はとてもいい人、ERAはとてもいいライブハウス

下北沢の思い出、下積み時代

ライブハウスでバイトしてた話

後鳥さん「なんでタイアップないんだろ

再びindigoの新アルバムの話になり…

  沢木さん「いつ頃発売になるか、言っておいた方がいいんじゃないですか?」

  絵音さん「…忘れた頃に…」おあとがよろしいようで

 

・エンディングムービー

オープニングのアンサー的な内容でした笑

終演

 

 

まさかのゲスト有りでびっくり。

課長は課長だし、クミコさんも話面白かったな〜。

翌日からの本公演にも少し繋がる下北沢ERAとか、絵音さんの下積み時代の話は興味深かったな。

あとゼロの音の裏話も面白かった。座長として色々頑張っていたんだなあとw

クローズドな場で好き勝手話してくれる絵音さんのトークが好きです。

ラジオでは色々喋りすぎてカットされちゃうらしいのでwノーカットトークが聞けるのはここだけ!

素で喋ってる絵音さんは、なんて言うんだろう、大学の軽音サークルのおもろい先輩感があって、なんか親しみを感じてしまうというか。こういう場ではそういう一面が見られるのもなんか、嬉しいのです。

ただただ楽しい2時間でした。また次の公演も前夜祭期待してます。

 

ゼロの音

見ました。少しネタバレ有り。

 

川谷さん。大庭さんの雰囲気にはぴったりだったと思うんですが、暗い人物にしては声が通り過ぎるのが気になった笑

楽家っていうのはハマっていたと思うなあ。

徳永さんを見る眼差し、とか。チェロを弾く姿、とか。普段の絵音さんの引き出しのものだなあと感じて。自然でよかった。

いと役の萩原みのりさん。とてもキュートで素敵だった!

正直映画の展開に所々ツッコミながら見ていたんだけど😅(私は割とリアリティのあるものが好きで、あまりにも現実離れした設定とか展開はモヤモヤしてしまうので)

なんだろう、そんなツッコミもいとが画面にいると成立するというか。

いとのひたむきさが、私をこの映画の世界に居させてくれた気がする。まあフィクションにあれこれツッコむのは野暮かもしれないけど…。

あと蓮くんがよかった。最初出てきた時はいけ好かないモブだなあと思ってしまいました、すみません。後半の展開にまた違った風を与えてくれて、いいアクセントになっていた。

 

人の温かさ、優しさが沢山詰まっていて。最後はうるっとしたな。

徳永さんのチェロ、大庭さんは徳永さんの大切な人に受け取って欲しいけど、その人は受け取りたくなくて。人の幸せは人それぞれだよねっていう意味と私は読み取りました。それをちゃんと尊重してくれたところがよかったです。

大庭さんのセリフ

「なくなったものって自分の中でゼロになるんじゃなくて、ない状態があることなのかな」

哲学ですね。笑

この世に永遠ってないわけで。何かがなくなるって辛いけど人間は喪失と隣り合わせで生きなきゃいけなくて。この言葉とっても大事だと思うんだ。

絵音さんの声が通り過ぎると前述したけど、このセリフの大庭さんのすごく"まっすぐ"さは、そんな絵音さんの声だからこそ説得力があった。

不純物がない、ピュアな声。成人男性に向けての言葉ではないかもしれませんが笑

演技慣れしてないところも、また不純物がなくて、嘘偽りがなくてよかったのかも。

 

映画に関するインタビュー記事を読んだんですが、ラストシーンは監督が演者と相談して変えたって言っていて。

最後の最後、大庭さんがニコってするの。最初はスマイルもできなかった大庭さんが。より意味のあるラストになっていたと思う。

 

センセーショナルなものが注目されがちな世の中だけど、こういう穏やかでそっと寄り添ってくれる優しい映画も大切だよね。

なんか心がトゲトゲしちゃいがちな毎日だけどさ。見れてよかったな。

チェロの音色も素敵で、心があたたかくなる素敵な映画でした。

Huluで見れます。