今日もお腹痛い

感想などを書きます。

PARAMUSHIR

TEAM NACS  第16回公演 PARAMUSHIR~信じ続けた士魂の旗を掲げて 

ライブビューイングぶり、2回目。WOWOWのオンデマンドにて。
NACSのお芝居を見るのは数年ぶり。悪童はぎりぎり観に行った。
実はぽろもしるも行くかどうか迷ってたけどまだライブビューイングのチケットは取れそうだったので久々に舞台観るかなーくらいの気持ちで。
本当にここ数年NACSに触れてなかったのでなんとなく戦争のお話?っていう知識だけでPARAMUSHIRって読み方もわからず観に行った。(公演始まってるのに検索してもなにもわからなかったのはモリの演出だったらしいというのも後から知った)
正直NACSの本公演!わーい!っていう気分で観るにはあまりにも重すぎる話でした。観劇後まる1日引きずりました。
ポツダム宣言を受諾し終戦を迎えた後に起こった、現在語られていない戦争の話。占守島の戦い。
私自身も初めて知る話でした。
一通り歴史の勉強をしてきたつもりなのに、教科書でも一切見たことがない。
もしこの戦いで日本軍が負けていれば、北海道が二分されていたかもしれない。もっと言えば本州も二分されていたかもしれない。
そう考えると日本の歴史の上でとても重要な話なんですよね。
戻って、お芝居の話。
最初観た時はなんともやるせない気持ちで。
平和ボケなのかもしれないけどどうしても人がどんどん死んでいく、死んでいかなきゃいけないっていう状況が理解出来なくて。
最後、桜庭さんだけが生き残ります。
正直50年後のシーンはなくてもいいじゃないか、あまりにも残酷すぎるなあと思ってたんですが
あれはまさに今の現実なんですよね、占守島の話は語られていないっていう。
しかしあのシーンを演じられるのは安田さんしかいないでしょうなあとつくづく思う。1人の独白なのに、感情が揺さぶられて涙が止まらない…。
あと幌筵島の唄にのせて戦っているシーンが印象的でした。
モリの演出なのかな?NAOTOさんの曲も素晴らしいし、缶詰工場の女の子たちの歌声すごく綺麗ですよね。
前回アンサンブルを迎えたうぉりゃーよりも5人のシーン多かったですかね?
故郷も違う寄せ集めの5人。絶妙な距離感、関係性を表現できるのはNACSだからこそ。
生きて帰ったら5人で巡業でもしようじゃないか、なんて台詞はNACSファンへのサービスなんでしょうなあ(涙)
久々にNACSのお芝居を観て、素人目から言うのは恐縮なんですが
お芝居上手くなったなあ、と。
みんなパパになったNACSのみなさん。家族のことを想うシーンはなんだか表情が違う気がして。
あとみんな歳を重ねて、老けたというよりかっこよくなってるなあと感じました…
4月1日にライブビューイング観てみんなのお芝居に感激してしまい4年ぶりくらいにNACS熱が再燃し現在に至る。
いやほんとにね、毎日のようになっくすさん誰かしら関東のテレビに出てる状況だし、特にヤスケンはこの4年で1番出世しててびっくりです感動してます( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)
次PARAMUSHIR見る時はDVDかな、副音声で見るのが楽しみです。