今日もお腹痛い

感想などを書きます。

20221101 indigo la End 武道館公演「藍」

超絶今更の記憶薄れかけメモ書き。主観のみです悪しからず。

 

Indigo la End初の武道館ライブ。

日本で音楽活動をしてる人なら誰もが目指す会場。めでたいよね。何よりもメンバーが嬉しそうな感じがこっちも嬉しいなって思いながら迎えたライブ当日。

 

座席は南西1階席(スタンド)の結構前の方。メンバーは米粒だったけどステージも演出も会場全体も見やすくて楽しめる席だった。

今回グッズのバンドルライトがすごい綺麗で、みんな楽しんでるのが光でわかるのが一体感感じられて良かった。

 

1曲目の「Sweet Spider」。今回の演出として曲間にストーリー仕立ての映像が流れて、映像の流れからの「やっと思い出したよ 思い出してしまったよ」がグッときた。

これで私の”indigo知った頃よく聴いてた曲”の中でライブで聴けてないのあと白いマフラーだけ。聞ける日は来るのか。

2、3曲目の「悲しくなる前に」「瞳に映らない」は栄太郎さんと後鳥さんがそれぞれ正式加入して初のリリース曲ですよね。ここでこの2曲やるの粋じゃないですか?

 

個人的な詞だから武道館でやるか迷ったけどやることにした、という前置きからの「夜の恋は」。

これまでもライブで何度か聞いたけど、より胸を打つような、いつもと少し曲に対する印象が変わるような、そんな演奏だった。

「好きにならずにいたかった、あなたを知らずにいたかった」アウトロの川谷さんが少し寂しそうに見えて、ちょっと切なくなっちゃった。

 

その後のパートはindigoの中でもロックな感じの曲続きで楽しかった。「ハートの大きさ」、こんなにかっこいい曲だったっけ!?と新たな発見。

 

本編ラストの「Play Back End Roll」。ライブのクレジットがバックに流れて、もう終わりなんだなーって実感できてちゃんとしんみりしちゃう曲。歌詞も好きなんだけど、これからもindigoを追いかけていこう、応援していこうって改めて思ったな。

 

アンコール明け、いつもの物販MCなし。ストイックすぎ!

ラストのラストは新曲。曲調はまた少し新しいindigo(ポップな感じ)というような印象を受けたのですが、後日のえのぴょんのツイート曰く「歌詞は暗い」らしい。

 

あと演出の幕間の映像なんだけど、indigoの歴史とともにあるカップル(というか一人の女性)の物語が進んでいくというようなストーリーで。

主人公は女性。Indigoファンで「このバンド売れるかな?武道館行けるかな?」って言い合っていたカップルが別れてしまって月日が経ち。失恋を引きずっていたけど武道館ライブに来て前に進む、みたいな荒すぎあらすじ。

ライブがメインというのは当たり前なんだけど、ストーリーとライブの曲がリンクして曲も物語の一部として、1つの物語としても楽しめる演出で良かったな。

以前インタビューで川谷さんが「indigoのライブは映画みたいだと言われる」と仰っていて。まさにそれを逆手に取って、より映画的な楽しみができるライブになっていたかなと。今後映像化されるっぽいけど、そうしたら映像作品としても楽しめそう。

あと昔からのindigoファンが武道館に来る、というストーリーだったのでindigoを見てきたファンとしてはどこか主人公とリンクする気持ちもあったのではないかなと。

自分も演奏を聴きながら、indigoに出会ってからの記憶とか曲の思い出とか色々なものを回顧してしまいました。

 

終了後、パシフィコでのライブとアルバム発売予定のおしらせ。

ライブ告知映像が本編の映像の続きみたいになってて。ライブは終わってしまったけどまだ物語は続いていくんだ、indigoは続いていくんだ、みたいな余韻を感じた。

次のアルバムは「哀愁演劇」。演劇ってどういうことやねん。リリース楽しみです。

 

 

今回のライブ、物販も死ぬほど並んでたし会場もちゃんと満員で。indigo好きな人が(多分全国津々浦々から)集まって、ここにいるんだなあ…!と感じてね、あったかい気持ちになりました。コロナ禍で座席数半分とかでライブやっていたし余計に。

 

私は未来のこと、不確定なことは言いたくない。

でもこれまでのindigoの曲が好きだし、私の人生にそっと寄り添ってくれたことは変わらないから、きっとこれからも聞き続けるのであろう。

少し期待するなら、これからもそういう思い出が増えていったらいいな、と思う。